日経新聞コラム「漫画サバイバル」の続きです。
先日当ブログで紹介した日経新聞に短期連載されていた5月22日付漫画サバイバルのパート2が手に入ったので紹介させていただきます。
前回の記事はこちら↓
今回は「やれたかも委員会」の吉田貴司という方のケースです。どうやら過去に出版社でひどい目に遭ったらしく、そこからSNS発信のほうに切り替えた経歴があるようです。
とくにこの記事の5段目の最後、「プロでなくてもいいから、好きなマンガを描いていこう。」という言葉には以前当ブログ内で中身を紹介した川崎昌平さんの本にあった、
結論すれば、極論すれば、作家とは、なろうとしてなれるものではないということになる。作品をつくり続ける人を作家と呼ぶのであり、作家になった人間の作るものが作品なのでない
という言葉が見事当てはまってその上で成功したケースなのではないかと思います。
PS
この日の記事の文化面がちょうど偶然にも江戸時代の出版本屋事情についてのコラムだったので、参考までに貼らさせていただきます(少し汚いのはご勘弁)これを読むと日本の出版形態は江戸から明治になった途端にフルモデルチェンジがなされて、そのあおりで大半の本屋が潰れたとあります。( ゚Д゚)
ひょっとしたら今の日本は本事情は当時と同じ規模のチェンジの時期に入っているのかもしれませんなあ。