二年前に名古屋パルコで開催された「妖怪ミイラ展」の写真上げます(画像多し)
コロナさんの影響で名古屋市美術館で開催予定だったミッシャ展、博物館で予定だったふしぎの国のアリス展、科学館で予定だったマンモス展がみんな中止になってしまい、名古屋パルコも当分イベントがなさそうという悲惨すぎる状況になってしまいまして、当ブログで時折やっていた展示会紹介記事が当分書けそうにないので、代わりに当ブログをつけ始める前、2018年の五月ごろ名古屋パルコで開催され、スマホの中にずっと残っていた「妖怪のミイラ展」の写真があったのを思い出したのでそれを公開することにしました。(写真ファイルが多いのでやや重いかも)
写真撮影はおkだったのでガンガン撮らせていただきました。
河童の手のミイラ。人間と相撲が取れるくらいの体長があると聞いてましたけど随分ちっちゃいなあ…とまさか子供の河童のとか?
水虎のミイラだそうです。水虎とは河童の事のようですが、背中の甲羅(??)含めモフモフ生物だったのか河童って?
河童の図録ですかね。頭にお皿があるイメージは共通なんですが人間型以外になんと四足歩行型もいた模様。
三頭竜のミイラ…キングギドラにしちゃあえらく小さいなあって
結構不気味な人魚のミイラ。箱にも人魚との漢字が。ちなみに伝染病を防ぐ妖怪として今アマビエブームが起きていますが、他にも「神社姫」「姫魚」の絵もご利益があると言われていたそうです。そしてこの三種の妖怪はみんな人魚モチーフなのですが、日本には人魚の絵が疫病を防いでくれるっていう風習があったという事なのだろうか
雷獣のミイラだそうです。少年サンデーで連載されてた「うしおととら」のとらがこの雷獣という設定でしたね。このミイラも古い家に伝わってたものらしいのですが残念ながら獣の槍はついてない模様。
烏天狗のミイラです。烏天狗も古今で有名な妖怪ですよな。(子供の頃古本で読んだ記憶のあるまんが「ベムベムハンター小天狗てん丸」の相棒のクロとか、「東方プロジェクト」の射命丸とか)他にも色々キャラクター化されてますし。ちなみに今でも日本の山奥で修業している修験者たちはこの烏天狗のミイラをご本尊としているそうです。
妖怪通の人なら知っているであろう人面牛の妖怪、件(くだん)のミイラだそうです、件は人語を話し未来を予言する妖怪と言われていて、太平洋戦争中にも出現して日本の敗戦を予言したという都市伝説を聞いたことがあります。
じっさい件は人気がある妖怪だったようで、こうやって記録に残されていたり薬の看板に採用されたりイベントも行われたりしてたみたい。
この展示で買ってしまった「九尾の狐」の手ぬぐいです。(アズールレーンの加賀さん?)九尾の狐って悪のボス妖怪ポジションがすっかり定着してますけど実は幸福をよ呼ぶ幻獣ってイメージも本来はあったんですよね。
例の二人が展示を観に来たらこんな感じなんだろーかと妄想。
最近出た江戸妖怪本。そのうち読みたい。(^^)