徳川美術館で開催中の「鬼・妖怪・化け物展」を見てきました。
先日、徳川美術館で9月13日まで開催中の「怪々奇々・鬼・妖怪・化け物展」を見てきました。昔に描かれた妖怪なんかの色んな絵巻が展示してありましたよ。₍ちなみに同館で開催されていた「漆展」では、もうここにしか残されていない貴重な当時の権力者たちが使っていた日用品などが展示されていまして、これはこれで一見の価値ありだと思います。)
美術館の外観です。
外も広くてこんな感じ。また日本庭園を再現した徳川園も一見の価値あり
同館で買った妖怪萬画から少し紹介させていただきます。当時の絵師の妖怪のデザインセンスってのはホントに秀逸ですよねえ
江戸期に描かれた百器夜行絵巻から
こちらは江戸末期から明治に描かれた百鬼夜行絵巻の一部
江戸前期の酒呑童子絵巻より。御殿でさらった美女に囲まれている酒呑童子さん。
広島に伝わる有名な怪奇譚、稲生物の怪話の中のワンシーンを描いたもの。なにこれかわいいw
江戸末期の人気絵師、河野暁斎の「狂斎興画帳」の妖怪画。
骸骨の軍勢、人面馬もいるな。
江戸時代の化け物婚礼絵巻。自立歩行できる提灯妖怪が面白い。しかし化け物の婚礼なんて絵を残しているのは日本だけかもしれない。
*あとこの展示会で知ったんですがアマビエの元ネタに「アマビコ」って三本足の猿の妖怪がいたようなんですが、なんであんな人魚みたいな姿に変わったんでしょうかねえ…けど猿の妖怪のままだったらこんなにブームにはなってなかった気がする。
ちなみに以前書いたこんな記事もあります。