デンキ的まんが倶楽部

電子書籍(まんが)を売るための情報収集を日々しております。

日経新聞に「漫画サバイバル」と言うコラムが載っておりました。

先週20日日経新聞に、「漫画サバイバル」という連載記事が載っておりまして宇宙兄弟の人気を支えているのは今や出版社ではなく「コルク」という漫画家支援エージェント会社であり、今までの出版社の体制の枠組みの外でまんがを売り込む体制の方が強くなりつつあり、またこれまでの雑誌「一択」の時代は終わりネットにより無限の選択肢が広がったとも書いてありました。

f:id:naruton2018:20190527185013j:plain

 つまり日本の経済情報の一翼を担う日経新聞ももう、漫画執筆者達のネット活動を無視できなくなってきているという事でもありましょう。

確かに雑誌時代では出版社と読者から選ばれた漫画家だけが不特定多数の読者に作品を有料で見て貰えるという前提があった分、漫画家は執筆だけに専念できましたが、今や拡散力を漫画家自身も身に着けないといけないという時代になってしまったわけで、そうするとどうしても拡散されやすいタイプ(ジャンル)のまんがとそうでないタイプ(ジャンル)のまんがが出てきてしまったり、課題も色々出てきてる気がします。

日経新聞ほどの存在にも取り上げられることで、そういう問題を緩和してくれるサービスなどがもっと生まれてくるといいのですが。

 

 過去の「漫画サバイバル」の記事もウエブで掲載されておりますが、あくまで有料会員向けなので、読める方はどうぞ(;^ω^)

 

r.nikkei.com

r.nikkei.com