秋元治×天野喜考×大河原邦男×高田明美氏のラフ画展を観に行ってきました。
三越名古屋栄店にて今月13日まで開催中のラフ絵∞展に行ってきました。
ここでは秋元治、天野喜考、大河原邦男、高田明美の四氏の清書前の下絵などのコピーや原画を展示しているというもので、撮影禁止の場所では天野氏は風神雷神図を中心に画集の表紙絵のラフスケッチなど、
高田氏はパトレイバー、クリーミーマミ、うる星やつらなどの下絵、
秋元氏はこち亀やそのほかの作品の原稿の下絵、膨大な量のこち亀のネーム(中にはルパン三世対両さんというレア企画のものも)、
大河原氏はガンダムシリーズ、ボトムズ、SDガンダムなどの色のない状態の線画(タツノコメカはなくて残念)などが展示してあり、
他にも一部タツノコの手がけたアニメNARUTOやブリーチや忍空のアニメのプロットなども自由にみられる状態になってて面白かったですよ。
撮影可能な場所では四氏の描きおろしコラボ作品があったので少し紹介しておきます。
天野版ガンダム、ビームライフルで心を一撃で撃ち抜かれるくらいかっこよかったデス。(;´Д`)
大河原版両津。思いのほか違和感がないのはなぜなのか?
大河原版FFとクリーミーマミ。元の絵をほぼそのままでメカニックな外見に置き換えられるというのはやはりスゴイ。
あと子年にあやかってなのか、4氏にまつわる謎のピンクなネズミコスプレイラストが…
他にも何点かあったんですがここまでにしておきます。
あと四氏のプロフィール、天野氏がガッチャマンなどのキャラクターデザイン手掛けてた事を知ってる人は多いと思いますが、秋元氏がまんが家になる前にタツノコプロでアニメーターをしてた事を知っている人はあまりいないんじゃないかと。
他にも来場者が自由に描きこめる寄せ書きもありました。この展示の客層のなせる技なのかみんなレベルが高い!!
他にも同じ催事場で、4氏のさらに先輩にあたる漫画家のサイン色紙やセル画などが展示販売されておりました。
セル画は大体古いものだと白黒版どろろから新しいのでファーストマクロス位までのもの、90年代のはさすがになかったな…で、大体一枚3万から10万くらいで売られておりました。
個人的には3万円のギャートルズのが気になったんだよなあ、実際リアルタイム世代ではないんですけどね。(余談ですが最近の深夜アニメでギャートルズネタをちょくちょく見るので、その機運に乗じてリメイクしてくれないものかとネットで言ったら、ドテチンがポリコレ的にはアウトぽいから難しんじゃないかと言われてしまった)ううむ。
余談。今の丸栄って入り口に暖簾がかけてあるんですね。
あと丸栄の裏にある丸善でネコのダヤンのグッズ展がやっておりましたよ。