あいちトリエンナーレ2019を見てきました(その2)
あいちトリエンナーレ2019が開催されている名古屋市美術館と、豊田市美術館に行ってきたので見た作品の色々です。
これは日本統治下の台湾にあったという「国民道場」という台湾人を「日本人化」するための施設を記録した映像とそれをテーマにしたパフォーマンス映像を合わせたものです。
色んなものと融合させた陶器の壺です。
三匹の羊のかわいい人形の座る椅子を中心とした華やかなお部屋、上で円形につないだ布がくるくる自動で回っていてなんだかまどマギアニメの魔女空間のような感じ
スマホの画像の中でGIF映像が流されているアート。
ここからは豊田市美術館の展示物となります。
写真じゃスケール感が伝わりにくいですが、天井から数メートルはある巨大な手が侵入してきているアート。しかし仏様の手のように見えて、襲うというより人類を救いに来ているように見えました。
小難しい説明文がついていましたが、国のお偉いさんどうしが会談する時にテーブルの上などに置かれている花束を扱ったアートだそうです。
これは原子炉の中で見られるという、チェレンコフ光をとらえたものだそうです。
一定時間ごと自動でに上下して開く花のようなランプのアート
あと表現の不自由展への抗議なのか、それに関する朝日や日経や毎日の新聞記事、あと他にも京アニの事件や戦争に関する記事をまとめて張り出したこれもまた一つのアート
あとは美術館の近く、廃校になった高校の一部を利用したアート展示企画。トイレとか更衣室の中に作品を展示して、その他にも故郷の豊田市でどう過ごしていたのかという作者のツイートのような文章も張り付けてありました。あと高音のコーラスのような声がずっと流してあって不思議な異空間にいるような気持になった。
最後に更衣室の洗面台のなかに買いてあった文章のひとつ。ワタクシの創作への思惑と見事に一致していたので貼っておきます、(^○^)