デンキ的まんが倶楽部

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劇場版サイコパスを見てきました。

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当ブログでも以前取り上げた、劇場版サイコパス、第3部作のうちの1作目を観てきました。ネタバレ回避のために多くは書きませんが今回は霜月美佳サンが主役の短編で、とある小さな事件をきっかけに青森の地にあるという色相異常犯罪者たちの強制隔離施設に公安局が殴り込みをかけることになり(?)その施設の幹部たちと施設の秘密をめぐって戦う事になるという筋立てです。

 

話のベースにあるテーマは現代日本にも通底しているような問題でそこは面白かったんですが、話のテンポを良くしようとしすぎる余り展開が雑になってる印象がありました。つまり話のスケールのわりに時間が足りなかったという感じ。せめて敵役の施設幹部たちの人となりとか裏話的なものをもう少し掘り下げてくれれば見応えが増したんじゃないかなー・・・と。ついでに言うとテレビ版にあった不気味さが足りなかったかも。

 

あと今回霜月サンが「正義は勝つ」という決め台詞的なものを2から3回くらい言ってましたけども、この作品の中で公安局はシビュラに対し強い不信感を持ちながらも走狗として働いているという矛盾した存在なわけですが、霜月美佳にとってそのセリフの真意がどっちにあるのか…その辺が今後にどのようにかかわってくるのか…どうなんでしょ?

 

PS

ネタバレの代わりといっては何ですが数年前に自分が描いたサイコパスの1頁まんがを貼っておきます。よろしければどうぞノシ

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