デンキ的まんが倶楽部

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火の鳥・大地編が楽しみ

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今日の朝日新聞に手塚治虫のアイディアの構想はあったものの、まんが化を果たせないままだった「火の鳥・大地編」を小説にして連載を開始するとありました。一応火の鳥サーガは親が自分の生まれる前に買っていた朝日ソノラマ版がひとしきり揃っていたので子供のころからずっと読んでおりました。

個人的には無限ループを描いた異形編が一番面白かった。あとロボット以外の人間がみんな変な形に見える未来編の最初は子供心にムチャクチャ怖かったなあ…もちろん成長した後ちゃんと読みなおしましたが。

あとは朝日ソノラマ版以外に出ていた単行本のローマ編、未来と太古ファンタジーを行き来する太陽編もあとで読みました。(ケモナーの人には太陽編是非ともおすすめですよ)(^^

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大地編は日中戦争時の大陸が舞台で、関東軍のエリート軍人のロックこと間久部緑郎

大東亜共栄圏資源開発庁所属の猿田博士がタクラマカン砂漠の中に火の鳥がいるという情報を聞きつけそれを探しに行くという筋立てのようです。その他にもなぜか中国八路軍の中に紛れ込んでいた緑郎の弟正人も絡んでくると書いてありました。

小説を担当するのはゴシックちゃんのアニメの原作者でもある、桜庭一樹氏(一応女性です)この人の作品は昔「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」を読んでみたら面白くて一気読みした覚えがあるのと、元々ファミ通のコンテスト出身でそこから一般文芸誌にも書くようになったというラノベと一般小説を両方書ける稀有な方なのでそこからの抜擢なんでしょうかね。

でもやっぱり戦中が舞台って事で当時の空気を直接体験してる手塚先生本人のまんがで読んでみたかった…