中世鎧騎士の戦い方を再現した武術と、馬に乗った騎士を描きたい人のためのフィギュア紹介。
今回はファンタジーモノなんかでもはや鉄板の、中世ヨーロッパの騎士についての資料的価値の高いネタが二つも手に入ったので紹介させていただこうかと思います。作品制作の参考なり研究資料などに役立つんではないかと。
・中世騎士の戦い方を再現した武術とは?
まず今月19日の日経新聞夕刊より、アーマードバトルという中世ヨーロッパ武術を教えているグループの代表のジェイ・ノイズという人の記事が載っておりました。この方の主研究は14から15世紀のドイツ剣術だそうです。また海外でもこの武術に取り組んでいるチームがあってその世界大会にも参加しているようです。
さらに実際アニメのベルセルクや純潔のマリアなどの指導、監修などにも関わっているんだとか。このスポーツ、少なくとも男子ならそそられるもんがあるのではないでしょうか。
・馬に乗った騎士を描きたい人のためのフィギュアとは?
天下の「海洋堂」から発売されている関節可動フィギュア、リボルテックシリーズの一つで「タケヤ式自在置物、15世紀ゴチェック式エクエストリアンアーマーシルバー」という商品です。甲冑騎士と甲冑装備の馬がセットになっていて組み合わせで色んなポージングが可能。またそれだけでなくて細部にわたるまでのディティールがとにかくスゴイ。騎士も馬も鎧に描かれた模様の凹凸から鉄板を留めるために打ってある鋲、鎖かたびらの小さな凹凸までも再現されております。だからもう眺めているだけで頭の中でこの騎士が戦ってる姿が浮かんできちゃいましたよ。(^^)
武器としてランス、長槍などが同梱されております。
いななく馬にまたがる騎士という感じのポーズもなんとか
アングルが自由自在というのもフィギュアユーザーの特権ですよな。
とゆーわけで、この馬と騎士のフィギュアを見ながら実際に絵に描いてみました。今まで馬とそれに乗った人なんて真面目に描いた事はほとんどなかったんですが、それでもこの位まで描けました。
なお鎧を装備させた馬の事を正しくは「重騎兵」、また馬に着せる鎧の名前はバーディング(barding)と言うそうです。
Amazonで1万1千円位で売っております。クオリティから考えるならお得だと思いますよ。↓
タケヤ式自在置物 15世紀ゴチック式エクエストリアンアーマー PV