名古屋市博物館で「ゲームセンターの思い出展」を見てきました。
名古屋市博物館にてスヌーピー展の裏でこっそり開催中の「ゲームセンターの思い出展」を見てきました。主に80年代から90年代のゲーム(家庭用とアーケード)についての展示がなされていました。
いわゆるテーブル筐体という一番最初のゲーム専用筐体です。インベーダーゲームとパックマンやギャラガ、ゼビウスが置いてあってしかもプレイ可能状態だったので大人も子供もおねーさん?も夢中になっておりました。
しかし老若男女誰でもすぐに楽しめるって意味では最初期のゲームってのは今のに比べてすごいシンプルなのにゲームとしての完成度は相応に高かったんではないかと。ちなみにテーブル筐体が最初に置かれたのはゲームセンターではなく喫茶店だったそうです(さすがにリアルタイム世代ではありませんが…)
だからコンピューターゲームに最初にはまった世代は子供ではなく大学生以降の大人だったというわけです。(この時代のゲームに若いころハマったオッサン達が当時ゲームキャラの形をまとったエイリアン退治に活躍する映画、ピクセルってのもありましたねえ)
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インベーダーゲームが当時どれほどの社会的インパクトがあったかわかる記事です。当時の外ですぐ楽しめる娯楽はパチンコ店くらいしかなかったようで、パチンコ店にとっての脅威だったと分かる記事です。今となってはスロットがゲーセン内にあったり融合してきていますが。
あとこの記事。「自衛官もインベーダーゲームに夢中になっているという」テーマなのになぜか「自衛隊を占拠」「戦争プロ」「実戦経験者が本物の空中戦そっくりと語る」とか、もはや突っ込んだら負けな見出しwww(*_*)
「マイコンベーシックマガジン」のナムコ特集号だそうです。正直マイコン用ゲームてのはしりませんでした・・・ドルアーガの塔自体は知っておるんですが、ファミコンより前にあったタイトルだったんすね
言わずと知れたレジェンド中のレジェンドゲーム機ファミコンです。自分はファミコン世代なのでこれがゲームの入門機になりますが、ここからゲームが子供全般のカルチャーとして花開くわけですな。しかし今回は期間限定のイベント展示でしたけど、いずれ博物館の常設展示品になる日も遠くない気がする・・・( 一一)
今でもたまにネタになる、コロコロに掲載されてた版のまんが「ゲームセンターあらし」です。しかしゲームの達人なんて当時はフィクションの中だけで成立するヒーローだったのに今やプロゲーマーで世界規模のeスポーツですよ? このころ誰が予想したでしょうか!?
今は亡き懐かしのゲーム雑誌のゲーメストです。90年代後半のゲームが一番勢いのあったころの記事ですか。この雑誌は「ハイスコアガール」などでもちょくちょく語られておりますな。
セガの誇ったバーチャファイター1の筐体もプレイ可能状態で。カクいポリゴンキャラが懐かしい
ほかにもあったのが非デジタルゲーム。今はもうメダルゲームとUFOキャッチャーくらうしか見ませんが一頃のゲーセンにはこんな感じのがあったり。
この「ゲームセンターの思い出展」は今月25日までとまだ期間が若干ありますので、興味のある方はどうぞ。
あと博物館なので愛知県地方にまつわる歴史的な郷土品も周囲には並んでおります。つまりここはゲーセンではなく学術的な空間という事なのです( ー`дー´)キリッ