名古屋市内で開催中の岡本太郎展とタローマン展に行ってきました。
愛知県美術館で開催中の岡本太郎展とNHK名古屋放送局で開催中のタローマン展に行ってきましたので、その様子の一部を写真にて紹介します。
手の椅子と呼ばれる立体アートなんですが
実はこの作品、おそ松さんの松野家の居間に常設展示されてたりするんですよねえ。(左上の隅)
我々が岡本太郎の絵を観るとき、絵もまた我々を見ているのだ…
言わずと知れた代表作、太陽の塔のモデル
岡本太郎の作品は文字通りデッサンやパースと言った絵を規定する概念をすべて取り去ってリビドーの赴くままに描かれているまさに型破りな芸術家というのが分かりました。その分観る側の心にも強く伝わってくるものがある気がします。
芸術というのは本来、自分の心の中に在るものを全開放して観る人に伝えるのが本分であって、上手いとか下手とかそういうのは副次的なモノに過ぎないのかもしれませんね。
さてお次はNHKのフロア内でこっそり開催されていたタローマン展の様子。んが、予め言っておきますとこのタローマンはNHKが捏造した(笑)架空のテレビ特撮ヒーローであって実在には放送された事はいっさいありませんからw(と言うのも過去に本当に放送されていたと信じ込んでいる人が結構いるようなので…(;^ω^))
と言うわけで今となっては貴重なタローマンの告知ポスターです、当時の子供たちはこのヒーローをどういう気持ちで迎えたんでしょうねえ(´艸`*)(監督の藤井亮という人は1979年生まれなので多分放送時には生まれていないのでは…)
こちらは復刻版当時発売されたキャラグッズの一部らしいです。その多さから人気ぶりが分かりますねえ。(隣で見てた人が本気にしてたけどNHKさんどーすんの(-_-;)
こちらは復刻版?のようです。
今でも残っている?貴重なスーツとジオラマ
放送時の1シーンらしいです。タローマンCGぽい…
なんとタローマンはファミコンソフトにもなっていたんですねえ…中身は典型的な横スクロースアクションで実際プレイしてみたんですが、一直線に飛ぶ武器とジャンプしかできないうえに、ジャンプ中空中で武器撃てないし自キャラの反応速度に比べて高速で突っ込んでくる敵がよけられないしアイテムも見当たらないク●ゲーでしたなあ…でも隣でプレイしてた人ボスまで行ってました。まあ見ての通りタイトル画面に2023年とクレジットされているんですけどね(;´Д`)
こちらは併設されていた、知る人ぞ知るタローマンの前番組の特撮ヒーロー「大権威ガ・ダーン」作品のコスチュームです。勿論これも架空の番組。そういや昔ダ・ガーンってアニメなかったっけ? つか5話で終わっちゃったの?
敵怪人?のデザインすごい個性的ですねえ5話しかない割に多いような…
これ何でガ・ダーンという名前なのか考えたんですが、多分日本の芸術界の権威に日本画壇というのがありまして、岡本太郎氏は生前その画壇と仲が悪かったという話からかと。何せ正義のヒーローの武器が権威棒ってあんまりな名前ですもんね…(´_ゝ`)
時短色塗り手法で描いたリコリスリコイル×アキバ冥途戦争イラスト
ここ数年は同人活動に殆どリソースを使っているので、久々のイラスト投稿になりますかね。今回カラー塗りの時短技を独自で思いつきましてその試作で描いたのがこれです。アキバ冥途戦争という今季アニメに前季アニメのリコリスリコイルのキャラをクロスオーバー妄想したものです。(いみじくも飲食店女子店員兼銃使いというのが共通していたので)
時短技と言うのは線で囲ってマジックワンドで塗りつぶしたレイヤーを、髪、服、肌といったパーツごとに切り絵のように上から貼っていくというやり方です。これのおかげで色のはみ出し部分の修正の負担がかなり軽減されたのでカラーの負担と時間が数日分浮きましたね。ただし慣れないとレイヤーの線同士が混じってゴチャゴチャになって混乱する事があるのでそこが唯一面倒なところですか。もちろん白黒でも使えます。
ナディアパークで開催中の田中達也氏のミニチュアアート展に行ってきました。
ナディアパークで開催されている、田中達也氏のミニチュアアート展を見てきたのでその様子です。この方の一連の作品はTwitterでフォローしていたので知っていたのですが実物を見るのはこの時が初めてでした。
Tatsuya Tanaka 田中達也 (@tanaka_tatsuya) / Twitter
もちろん食品は本物じゃなくて精巧なサンプルです(寿司の出来がとにかく旨そうで)
スリッパのトンネル、自動車のライトと中がちゃんと光っております。という事はスリッパの中に電線を通してあるんでしょうけど、作るのけっこう大変そうです
回転ずし皿の駅前ビル群。回転ずしの皿をビルに見立てる発想はどこから…
全景はこんな感じ
尾張名古屋の天むす城です。名古屋展示でしか見られないかも知れません
なおよく見ると忍に入られている模様
この人の作品で一番関心するのは全然違った物を掛け合わせるその発想力だと思います。普通とは違った目線をもっていないとこういうのは先ず思いつかないかと
名古屋パルコで開催中のメイドインアビス展に行ってきましたー
名古屋パルコで今週日曜まで開催中のメイドインアビス展に行ってきまして、その様子の一部をば紹介
入り口から進むにつれ深層の方に降りていくというアイディア(引き返しても心身に負荷はかからないのでご安心をw)
途中にあるオーゼンさんの通路
接写にしたら放送事故つーか心霊写真になってしまった…
みんな大好きボンドルドさん
欲望の揺籃の模型がイルミューイちゃんの中に置いてありました。
おそらくここでしか見られない貴重なアニメの原画です。撮影がおkなモノだけ撮らさせていただきました(ありがたや)あと撮影は不可でしたけど声優さん用の台本もありましたね
ポップで全員集合(けどナナチがいねえ…
声優さんの寄せ書きサイン。ここでしか見られない貴重品かと
尻!!
同パルコ内ではラブライブの期間限定グッズ店があったのですが、案の定見事に狩りつくされてたぜえ…
国際芸術祭あいち2022を観てきました(常滑編)
最後は焼き物と猫で有名な常滑市です。
常滑と言えば先月にテレビでも放送されたアニメ映画「泣きたい私は猫をかぶる」の舞台になった場所でして駅にも看板が
屋内展示作品。つげ義春風のまんが作品をアートにした作品でした。まんがも工夫次第ではアートにできるという事かしら
ボートピープルという船で漂流する難民の子供をテーマにした映像作品。
土をテーマにしたという古い木造屋敷全体を使った作品
二階からも見下ろせます。
あと同じアーティストが監修した土のクッキーをお土産にしました。
あとは常滑市の様子を
空き家の黒板に落書きしてあった初音様( ^ω^)・・・
以上がすべての会場の様子です。前回のあいちトリエンナーレの時は何かにつけ大変でしたけど、今回はつつがなく終われて良かったです。現代アートは意味不明でワケわからんという人も、実際大きな作品とか観てみるとイメージ変わると思いますので是非。
国際芸術祭あいち2022を観てきました(愛知芸術文化センター編)
前回に引き続いて愛知芸術文化センターでの展示作品の様子です。
まず樹齢100年以上と思われる丸太を輪切りにして世界史的に大きな出来事をプリントしていった作品です。
ヒトラー政権誕生やビキニ水爆などの出来事が
最後に床に残った丸太には「ウクライナ革命」とありました。
これは映像作品で、パプアニューギニアのマヌス島は現代版島流しの流刑地みたいになっていたようで、2013年から2016年の間1500人位の男性が収容されていたとのこと。2021年にもまだ人が残されてたらしい。その人らの証言をまとめた作品
部屋の中にボイスパーカッションの音が流れ続けてる作品
メディアテーマ?の作品
これは瀬戸市の様子を描いた絵の模様。
テンポのいい打音と一緒に女の人のCT断面図が動く作品。面白かった。
アフリカのコロンビアでの、港湾都市開発の煽りを喰らった地元漁民の被害を訴える作品。
テロに晒され続けて廃墟になってしまったというイランの様子を伝える作品。
日本各地で撮った月の写真を並べてありました。
愛知県に江戸時代から伝わるという猩々(しょうじょう)人形を並べたもの。デカい人形が並んでいるのは圧がすごくてインパクトが凄かった‥‥
まだ続きます。
国際芸術祭あいち2022を観てきました(一宮編)
2前回の有松会場に引き続いて今回は繊維業で栄えた一宮会場の様子です。
赤く染め上げた無数の糸が、体内や機械から噴き出る血しぶきみたいになってる屋内作品です。
ミノムシかメイドインアビスに出てきそうな物体。中に一つ椅子が入ってて中からも見られました。
これは作品なのかなんなのかよく分からなかったんですけど、同じ会場内に特撮にでてきそうな蛇のモンスターやら怪人やらの人形が置いてあったんでついでに
これは奈良美智さんの立体作品。絵だけでもなく立体も作っておられたんですねえ
これも繊維の束を使って作られた作品です。(触れました)
ここに座っている人たちはここに来た他の来場者達で、VRゴーグルでマインクラフトの映像を見ています。何が言いたいかと言うとVRゴーグルをつけて座ってる来場者達自身を作品にしてしまうという発想のアートのようです。
看護学校の中にあった臓物の模型に赤い繊維を絡ませた作品す。
商店街のアーケードに貼り付いていた溶けてる人?
今は閉鎖されているスケートリンク全体を使った作品
織物機械を展示してある記念館での作品
まだ続きます。